今回は新機能(2)ということでマルチユーザ機能についてご説明します。
2.0.0版から追加となった機能ですが、主な要素は二つです。
1つ目は、「複数ユーザ」の対応
2つ目は、「権限」の追加
以上2点についてご説明します。
1.複数ユーザ
これまでは、1人のユーザのみでログイン、編集等が可能でしたが、「せん茶」内でユーザを登録し、そのユーザでの操作を可能となりました。
ユーザの登録は管理者だけができるようになっています。
管理者でログインをすると、タブの部分に管理者権限という項目が追加されています。
その中の「ユーザの管理をする」という項目から、現在登録されているユーザやユーザ の追加、編集といった操作ができるようになっています。
詳しい操作方法はマニュアルを御覧ください。
2. 「権限」の追加
複数ユーザが可能となったことで、一番の問題はどのユーザがどんな操作が出来るかだと考えられます。そこで「せん茶」ではユーザに 権限を与え、操作の範囲を制限しました。
I.管理者
「せん茶」をインストールするときに、一人ユーザを作ります、これが管理者です。
管理者は全ての項目について権限を持っています。
上でも説明している、「管理者メニュー」については文字通り管理者しか表示されません。
II.自分のデータのみ
自分が作成したデータのみを閲覧・編集できるユーザです。
他のユーザが作ったデータに関しては編集も閲覧も不可能となっています。
III.他人のデータ閲覧可能
自分のデータに加えて、他人の作ったデータも閲覧できるユーザです。
一覧画面に作成者という項目で誰が作ったデータかもチェックできます。
また、メール送付などで、他人の作ったデータを引き継ぐことが可能となっています。
ただし、閲覧できるというだけで編集はできないようになっています。
IV.他人のデータ編集可能
自分のデータと他人のデータをどちらも編集できるユーザです。
簡単に言ってしまえば、管理者から「管理者メニュー」という項目を抜いたものがこのユーザになっています。
以上がユーザの権限です。
基本的には上記の通りの操作が可能となっています。
ただし、例外があります。それについてもご説明します。
他人のデータ編集可能・管理者のユーザでも変更できない箇所があります。
一つ目は帳票の「企業名」
二つ目は取引先の「自社担当者」
どちらも、他人の作ったデータは変更がでいないようになっています。
また、他のデータに関連付いているデータ、例えば、帳票に結びついている顧客なども削除できないようになっていますのでご注意下さい。
以上でマルチユーザ機能のご説明は終わりとなります。