以前、1.0.0から1.0.1のバージョンアップについて説明しましたが、
今回も、1.0.1から1.0.2のバージョンアップについて説明します。
以前と同様に共用レンタルサーバで実際に行った手順を記載します。
その前に、以下の点を注意下さい。
※1.0.2に更新する方への注意点
1、1.0.2を更新する前に、バージョン1.0.1である事を確認下さい。フッターに「せん茶SNS ver1.0.1」と表示されています。「せん茶SNS ver1.0.0」の方は1.0.1の差分を更新後に、1.0.2の更新を行ってください。更新を行われていない方はこちらから1.0.1に更新下さい。
2、app/config/core.phpを修正した為、Security.salt、Security.cipherSeedが変更されます。デフォルトから変更されている方は 以前の値をバックアップして、上書き後に以前の値に戻してください。
3、プロフィールの建物名の項目名削除した事によって、同封されているsql/Alter.sqlでT_USERテーブルの建物名カラム(BUILDING)を削除します。以前使用されている方で建物名カラム(BUILDING)データが登録されている場合は、住所カラム(ADDRESS)に移行下さい。
今回のバージョンアップは以下のようなステップとなります。
Step1: DBの変更
Step2: app/config/core.phpのバックアップ
Step3: ソースを上書きする
Step4: app/config/core.phpのSecurity.salt、Security.cipherSeedを以前の値に変更する。
Step5: app/tmp/cache/modelの削除を行う
Step :1.DBの変更
ダウンロードしてきたファイルを解凍すると、sencha-sns-1.0.2-diffというフォルダが作成されます。
その中のsql/Alter.sqlを開きます。
共用レンタルサーバで提供されているphpMyAdminを開きます。
ユーザー名とパスワードを入力し、ログインします。
「せん茶SNS」をインストールした、DBを選択。
上記画像のような、SQLを押下します。
フォーム欄にAlter.sqlのすべてコピーし、貼り付けてください。
「/*
プロフィールの建物名削除
*/
ALTER TABLE `T_USER` DROP `BUILDING`;
/*
使用していないテーブルを削除
*/
DROP TABLE `T_PROFILE`;」
をコピーし、「実行する」を押下します。この時に、建物名カラム(BUILDING)を削除します。以前使用されている方で建物名カラム(BUILDING)データが登録されている場合は、住所カラム(ADDRESS)に手動で移動するか、移行スクリプトを用意下さい。
これでDBのアップデートは終了です。
※インストール時にDB設定でプレフィックスを設定して登録された場合は、以下のように
してください。
ALTER TABLE `プレフィックス`.`T_USER` DROP `BUILDING`;
DROP TABLE `プレフィックス`.`T_PROFILE`;
Step :2 app/config/core.phpのバックアップ
FFFTPで「せん茶SNS」をインストールしたホストに接続します。
app⇒configと遷移すると、core.phpがありますので、それをローカルなどにバックアップして下さい。ソースを上書きする前に必ずバックアップを行ってください。
Step :3 ソースを上書きする
左の窓にダウンロードした
sencha-sns-1.0.2-diff/src
フォルダを開きます。step2でバックアップし終えた直後だと、そのままで大丈夫です。
上記画像のような画面が表示されます。
その画面の状態で、
左窓のappを右クリック、アップロードを選択します。
すると上記のような窓が表示されます。
上書きをチェック(デフォルトのまま)されていることを確認し、「以降全て」を押下します。そうするとアップロードが始まります。
下にファイル一覧の取得は正常終了しました.
と表示されればアップデートは完了です。
Step :4、app/config/core.phpのSecurity.salt、Security.cipherSeedを以前の値に変更する。
Step: 3 で上書きされたcore.phpのSecurity.salt、Security.cipherSeedの値を
Step :2でバックアップしたcore.phpのSecurity.salt、Security.cipherSeedの値にしてください。
Step :5、app/tmp/cache/modelの削除を行う
右欄をapp→tmp→cache→modelと遷移していきます。
画像のようになれば大丈夫です。
その中から、empty以外の全てのファイルを選択し、右クリック、削除を選択します。
下にファイル一覧の取得は正常終了しました。
と表示されれば削除終了です。